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数々のインプットをまとめるために活用します。

英語学習について思うこと 徒然なるままに

アメリカに来て約5ヶ月。当然の事ながら毎日英語を使って生活しています。

日本人の同僚と話す時は日本語ですが、メールになるとアメリカ人もコピーされてますので日本人同士のメールであっても英語です。そんな私ですが未だに英語がわからなくてボロボロにされるときがあります。それは多くの場合、メールではなくて会話の場面でです。メールは「相手のメールを読む→相手の意図を汲み取る→返事の論理構成を考える→タイプする」といったステップを踏むのが一般的かと思います。この場合、十分に考える時間が確保されているんですよね。実際に、私はメールで悔しい思いをしたことがありませんし、メールで人を説得したり、論理的に説明したりということが得意です。これは言語能力というよりはむしろいかに相手が納得しやすく文章を構成するか、がキーになるんだろうなと思うのです。(お前のブログいつも滅茶苦茶じゃないか、というツッコミはやめてください。仕事はしっかりやってるんです笑)ちなみにですが私がお薦めの英文メールの教科書は下記の本です。社会人一年目から通勤時等に参照しています。例文も豊富なのがいいところです。

Business Writing Essentials: How To Write Letters, Reports and Emails (English Edition)

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一方で、私が大体悔しい思いをするのはスピーキングの部分です。これはスピーキングというのは反射神経が大きく関わってくるからです。会話の場合、「聞く→反応する」というステップを踏みます。そして、「聞く」と「反応する」の間に長く考える時間がありません。正直に申しますと、私はここでちょっと躓いています。TOEICは940点取りましたが、そんなの全然意味がないです。もちろん滞在期間が長くなれば長くなるほど、色んな場面を経験しますので向上が期待されますが、今のままでは今後世界に羽ばたいていくことは難しいだろうな、ということでこれから強化していきたい部分です。まず何よりも会話において大事なことは正確に「聞く」ということです。しかも、相手のバックグラウンドによって訛が発生します。例えば、私の場合、苦手な人が多いと言われるインド人やアフリカ人の英語はわかります。でも、アメリカの黒人の英語はわからない場合が多いです。では、どうすれば正確に「聞く」という部分が改善されるでしょうか。私が現在行っているのは2点。1つ目は映画を利用しています。1回目は英語字幕をオフにして鑑賞し、2回目に答え合わせ。3回目以降は字幕を付けずに鑑賞し続け、分からないところだけ字幕を付けて鑑賞しています。次に利用しているのはオーディオブックです。これも使い方はほぼ映画と一緒で「聞く→答え合わせ」という順序でやっております。現在道半ばですがこれを始めてからだいぶ「聞く」ということに関しては向上しております。ここで一点注意ですが、英語学習に関しては遮音性の高いイヤホンは非推奨です。周囲の雑音がない状況で相手の話を聞くなんてことはありえないと思っておきましょう。雑音があるなかで正確に聞き取るということが重要です。つぎに会話の「反応する」という部分です。日本人はたいてい"Yeah" "Ah""Oh"とかでごまかしている部分です。この「反応する」という部分に時間を掛けていると会話が間延びします。相手によってはあからさまに「なんだこいつ」という顔をしますね。ここでは定型文を暗記してしまいましょう。例えば挨拶なんかは"Hey, how are you?"みたいな感じで始まるので自分のなかで反応を何種類か暗記しておけば間違えないでしょう。あと暗記しておくといいのは英語での自己紹介かと思います。箇条書きでもなんでもいいので英語で自己紹介したい内容を英文で書き出しておき、いつでも繰り出せるようにしておくといいのでは無いでしょうか。日常的な定型文は下記のような本を使うのも手だと思います。

CD付 起きてから寝るまで英語表現700 完全改訂版 (起きてから寝るまでシリーズ)

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その他で私が取り組んでいるのは「聞く」という部分で紹介した映画のセリフをまるまる覚えてしまうということです。ちょっとググれば英語のスクリプトを入手できますのでそのスクリプト片手に映画鑑賞して、適宜発声するようにしています。本を読む時も基本音読しています。黙読の方がスピードは早いのですが 、音読のほうが得るものが多いのです。

あとはマインド的な部分でしょうか。最近意識しているのはいちいち落ち込まないということと大きな声で堂々と下手なりに話すということです。わからない時はわからないとはっきりいいましょう。ふてぶてしいと評されることの多い私ですが渡米して依頼ふてぶてしさに磨きがかかっているかもしれません笑

追加で英語学習について思うことの1つは「英語を学ぶのではなく、英語で学べ」ということです。例えば、恋愛術について興味があるならKindleで一冊英語の恋愛術に関する本を買って音読しながら読み込んでみましょう。日本のナンパ術や恋愛工学では記述されていないようなことまでも書かれていたりして新しい発見があります。筋トレの知識を増やしたいと思うならそういう本を買って読み込んでいるのも面白いでしょう。なぜアメリカ人には身体が大きい人が多いのか、その秘密がわかるかもしれません。そういう新しい出会いも1つの醍醐味かと思います。だから、ここではあえて推薦図書を紹介するのはやめようと思います。Amazonの検索窓に英単語を打ち込むだけです。そこで出会った新しい事実があなたの副業の可能性を広げるかもしれませんよ。知らんけど。

もう一つは自分にとって「英語ができる」という状態をもっと明確にしておくべきだと言うことです。英語を使って何がしたいのか明確にすることが非常に重要だと思います。まんべんなく英語能力を引き上げている時間は社会人にはない場合が多いんじゃないでしょうか?例えば、英語を使って自分の筋トレの知識を更に強固なものにしたいと思っている人と英語でプレゼンテーションができるようになりたいと思っている人、雑談ができるようになりたいと思っている人ではアプローチが異なってくるのでは無いでしょうか。「英語ができるようになりたい」なんて抽象的な目標は掲げず、英語を使って何がしたいのか、そのためには何を鍛えればいいのかを明確にすることが「十分英語ができる」状態に持っていく最短距離かもしれません。

ぎば