giba不定期便

数々のインプットをまとめるために活用します。

【追記】恋愛地理学???に関する考察

ぎばです。コンチワ。

今回は「恋愛地理学」に関して考察していきましょう。ブログとスカートは短い方がいいということでサクッとまとめました。 恋愛地理学というものがあるらしい、ということを初めて知ったのは週刊金融日記の中でのことです。中身を見てみると、どこで女性をpick up し、どこで口説き、どこでことに及ぶかということが書いてありました。また、ことに及ぶ場所から逆算してロジスティクスを組み立てるといい、とも。なるほど。地理の知識が恋愛で生かされることがあるのか。そしてまた、PuANDAさんがこのような記事を書いているではないか。

note.mu

 

非常に納得感のある記事でした。 何を隠そう私は地理を本格的に海外で学んでいたので自分の知識を活かすときがきたのではないか。と思ったんです。と、いうことで、今回のテーマは「地理学を恋愛に活かす」です。でやっぱり一番気になるのが「どこに住むのが優位か」ですよね。ちょっとまずは地理のお話からしていきます。難しいことを書いているとわかりにくいので今回はかの有名なウェーバーの工業立地論をベースに考えていきます。ウェーバーの工業立地論は基本的に輸送費論です。輸送費が最も節減される場所に立地しようというのが主な主張です。

輸送費論なんだけど、、、、その中で費用を考える時に三つの視点で見ていきます。

1、輸送費

2、労働費

3、集積

1、輸送費

原料を製品に変えた時、「原料の重さ>製品の重さ」ならば原料が取れる場所に立地しよう。「原料の重さ<製品の重さ」ならば市場に近い場所に立地しようということになります。前者の代表例はセメント工業で後者の代表例はビール製造業です。(ざっくりしすぎているので詳しい人には怒られそうですがw)

2、労働費

輸送費はもちろん大切なのですが、立地した場所で発生する労働費も大切です。「労働費の差額<輸送費の上昇分」となった時には移転が起こります。労働集約的な家電の工場を東南アジアに立地させて日本に輸出する。なんていうビジネスはこの典型ですね。

3、集積

「集積の利益>輸送費の上昇分、労働費の上昇分」となった時には移転が起こります。

集積の利益とは労働市場や関連企業、情報といったものに対する「接触の利益」です。

現代を代表する産業クラスターの一つであるシリコンバレースタンフォード大学へのアクセスというものが集積の要因としてあげられています。スタンフォード大学の優秀な学生に対するアクセスはあの地域の発展に大きく寄与しています これらの議論を今回は恋愛というものに当てはめて考えたいと思います。

1、輸送費(電車での移動時間)

輸送費というものを考える時に、「どこに行くのか」が大切になっていきます。ナンパをするとなると大きな駅の近くがいいですね。「数打ちゃ当たる」に則れば人が多く集まる場所がいいかなと。人が多く集まる駅・・・・・・。このデータをもとに考えました。

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blog.tokuriki.com

真偽のほどはわかりませんが、このデータによれば新宿・渋谷・池袋が世界でも最も人が集まる駅ということになりそうです。だから、東京の主要駅からこの3駅までの移動時間を調べてみました。(2016年4月1日に各駅から3駅に出発した場合を検索・3駅までの時間を合計した)

 

 

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でもこれだけじゃ、ただの便利な駅ですよね。だから、twitterなどでpick upの場所として良く見かける3駅(六本木・恵比寿・銀座)を新たに加えてみました。6駅までの合計移動時間です。

 

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 以上のことから、移動時間だけを考えると恵比寿が住むのに最適ということになりました。

 2、労働費(家賃)

でも、輸送費を考えた時に皆さん心の中に湧き上がるモノがありますよね?そう「家賃は?」ということで、各駅の平均家賃を調べました。(1Kor1DKの平均相場)

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 移動時間では最適立地とでた恵比寿でしたが、ちょっと家賃が他の駅よりも高いようにも見えますね。家賃は山手線の円の右上部分と左上部分が安いみたいですね。でも、そこでやっぱり気になるのが、家賃と移動時間のバランス。

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 このような結果になりました。目的地に恵比寿や渋谷を設定していることもあって移動時間が短く出ていますね。ここから先は個人の好みの世界。(放り投げ!)

家賃が4万円下がるなら合計の移動時間が多くなってしまっても高田馬場とかに住んでしまうという人もいると思います。でも、家を主戦場にするなら例えば渋谷・恵比寿・新宿三丁目とかの方が女の子の食いつきは良いかもしれませんね。だって恵比寿に住んでたりしたらかっこいいもん。笑

3、集積

ここから先はそれこそ個人がどのように感じるかで大きく変わる点だと思います。

例えば、職場へのアクセス。職場と家が近ければ通勤が短くて体も楽ですよね。でもその代わり大きな駅への移動時間が増えるかもしれない。職場が東京駅なら御茶ノ水から東京は5分ですが、恵比寿から東京は20分かかります。または、美味しい食事へのアクセス。先ほど「高田馬場に住んでしまうかもしれない」って言いましたけど、アポで使えるようなレストランの選択肢は限られてしまう。(各駅の食べログ平均点などもデータとして利用としたのですがめんどくさすぎて諦めました)それらの短所・長所を勘案してどこに住むのがいいかというのが決まるのだろうなと思います。そんなこんなで僕は新宿三丁目を選びます。そんなに家賃高くないし、移動時間も多くないし、バランスいいかなって。美味しいご飯屋さんもあるし、伊勢丹も近い。新宿御苑で花見なんかも簡単にできますね。

 

【2017年10月追記】

追記としてここから先はジムとの距離について追記していきます。このブログを読んでいるようなコアな方々は生活の中に「ジムに行く」という行為が組み込まれている方が多いかと思います。ジムに行くのにわざわざ50分とか掛けていたらそれだけでジムから脚が遠のく理由になりますよね。私は米国に来て住んでいるマンションにジムがついていたので移動距離1分ですがこれがなかなか快適です。ですから、ジムに行くのに便利な最寄り駅という視点も昨年の考察に加えました。ここからは私論ですが、やはりジムといえばゴールドジムゴールドジムの中にも皆さんそれぞれ好きなゴールドジムがあるかと思います。しかしながら今回は勝手に3店舗選抜させて頂きました。それらが原宿、中野、大塚。
もちろん一店舗に通い続ける場合も多いとは思いますが、みなさんのTwitter等を見ていると何店舗か回っているようです。そこで昨年の取り上げた駅からの各店舗への移動時間を合計致しました。その結果がこちら。

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新宿、高田馬場、代々木あたりが各店舗へのアクセスがいいみたいですね。そのあと、家賃相場(2016年のデータ)と各ゴールドジムへの移動時間の関係を見てみました。

 

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最近は東京も東側が話題になっているようですが、原宿、中野が西側にあるせいか西側の家賃相場の安いエリアが優位になっています。このままではゴールドジムに通うのに便利な駅ということになってしまいますので昨年選定したpick upに良さげな6駅への移動時間の合計とゴールドジム3店舗への移動距離合計を足し合わせて、その上で、家賃との関係を見てみました。

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ツッコミどころの多い検証だということは自分でも重々承知です。この図表をどのように捉えるかは個人の主観ですが、都内で家を選ぶ際の一助となればと思います。次回は是非、ゴールドジム以外のジムのデータも足したいところですが(エニタイムとか)、更新は一年以上あとになるかと思います・・・・・。
そのころには家賃相場も変わってそうですね笑
 
ぎば